PET LIFE

愛犬の不妊・去勢手術

出典元:環境省

不妊・去勢のデメリットは?

動物は自分の意思で繁殖をコントロールできません。犬の場合、メスは生後約1年で子どもを産めるようになり、年に2回、発情期を迎えます。1度の出産で5~10頭の子犬が産まれるので、発情のたびに妊娠・出産を繰り返してしまうと、数が増えすぎてしまい、飼いきれなくなってしまいます。望まれない命を増やさないためにも、飼い主が責任をもってメスには不妊(卵巣と子宮の除去)手術を、オスには去勢(精巣の除去)手術を施し、繁殖をコントロールすることが必要です。

不妊・去勢のデメリットは?

健康面でのメリット

不妊・去勢手術には、愛犬にとって健康面でのメリットもあります。
メスの場合は、不妊手術をすることによって、体に大きな負担となる発情・妊娠・出産を防ぐことができるだけでなく、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍など性ホルモンに関係する病気の予防にもつながります。
また、メスと違って決まった「発情期」がなく、常に発情できる状態にあるオスは、去勢手術をすることによって発情のストレスや負担から解放され、前立腺肥大や肛門周囲腺腫瘍、会陰ヘルニアなどの病気にかかるリスクを減らす効果も期待できます。

行動面でのメリット

一般的に、不妊・去勢手術をした犬は性格が穏やかになり、落ち着いて行動できるようになります。特にオスは性ホルモンの影響を受けにくくなることで、攻撃性や支配欲、なわばり意識などが抑制されるため、マーキングや他の犬とのケンカ、無駄吠えや脱走などの問題行動を防ぐことができます。

行動面でのメリット

不妊・去勢のデメリットは?

太りやすくなる

不妊・去勢手術後は必要なカロリーが減るため、肥満傾向になってしまいがちです。食事量や運動量を適切にコントロールして、体重管理をしてあげましょう。

全身麻酔のリスクがある

不妊・去勢手術ともに全身麻酔のリスクがありますが、適切な麻酔管理でリスクの軽減ができます。



不妊・去勢手術のタイミングは?

何歳でも不妊・去勢手術は可能です。繁殖の予定がない場合は、最初の発情期が来る前に手術すれば繁殖に関するストレスやトラブルなく一生を過ごすことができます。

出典元:環境省

不妊・去勢のデメリットは?

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